動画のシェア。<深層民主主義>について話してみました。

プロセスワークの先生や先駆者の人たちが代々探求し、培い、
そして今も実践してるプロセスワークのとても有効な価値観や世界観、
アプローチを分かち合いたいと思い、先日から動画でアップしています。

ランク概念もたくさんの人にみていただけました。よろしければこちらもどうぞ!

プロセスワーク(プロセス指向心理学)がもっとも大切にしている世界観の一つである
「深層民主主義」について少し語った動画をアップします。


表現されたがっているあらゆる声にスペースを与えていこうそれは数ではなくて。
声の大きさだけでもなくて。

そしてそれは人間の声だけでなく、
非言語やムーブメントや雰囲気や、
動物や出来事や地球なども。

そういった普段のコミュニケーションでは気づいていない声を拾っていくこと、それらが私たちに知らせようとしてくれていること、表現したがっていることに耳を傾けていくことは、私たちをよりダイバースにしてくれます。

一見、普段の自分にとっては拒絶感があるものや、受け入れがたいものでさえも、というか特にそういうものたちは私たちに何か普段とは異なる視点を提供してくれます。

普段の自分はとても小さくて一方的、そして主観的です。
自分のことを客観的だと思っている人たちもいますが、それは自分の主観の中での客観性。

その限界をわかっていれば、外からのメッセージを歓迎していくことができやすくなります。

「深層民主主義」はより深い民主主義です。
それは関係性に対する問いでもあります。

私たちは自分と異なる意見や価値観の人たち、
受け入れがたい出来事とどうつながり、どう関係していけるのか。

これは理解するというよりも実践してみる方が理解につながりやすいです。人や場に求めるよりも自分の中でそれをやってみるほうが豊かな深い理解となります。

私自身、この概念と出会い、それを実践しようと試みているフィールドの中で感動したり、助けられたり、逆に失望したり、傷ついたりしながら探求し続けています。

難しいかもしれないけどそういう声さえも大切にホールドしながら、やり続けた方が良いと思っています。

数の分配を通して様々な声を表現し、体現していく民主主義という決定システムだけではもう限界です。すでに色々な問題が社会でおきていて、それを民主主義的に解決していくことはできていませんよね。

ここに本当は、ロール概念とかロールスイッチとか、エッジとかそういう考え方も紹介したくなるのですがそれもまた後日ぼちぼちシェアしていきますね。

まずは聴いてみてください。
そしてわからないところは質問をください。
歓迎します。
次回のものにつなげます。

love
Daya

ちなみに、先日アップした「ランク概念」についての
動画もわかりやすいという感想をいただいています。
よろしければセットでご覧ください。

<ランク概念について>