ワールドワークはやると決めた時点からプロセスがスタートする。いやすでにその前からかも。

2018年10月6・7・8日に開催されるワールドワークLABO合宿の準備がはじまりました。

今年度は3名新しいヘルパースタッフを迎え、合計13人のヘルパーチームがdayaの元でファシリテーションを学び、テーマについて、そして場作りについての自身の問題と向き合いながら、プロモーションや申請手続き、アドミンなどの現実レベルでの作業も行っています。すごいコミットメントです。

ワールドワークは、やると決めた時点からその人の個人レベル、そして関係性のレベルでプロセスが始まります。もちろんチームやフィールド全体においてもすべて関係しているように感じます。決める前からすでにプロセスは始まっていて、私たちは単純にその流れに導かれ、結集しているのかもしれません。

3月から新メンバーを迎えて準備を始めていますが、すでにそれぞれに色々と考えさせられるチャレンジや関係性がやってきているようです。そこでどうやって自分を大切にし、相手も尊重し、起きていることから必要な気づきをもらって次に進めるのか。みんな丁寧に、一歩一歩すすんでいる印象があります。

そしてその人の真実とつながり、ふとあるがままでいる瞬間、その人は本当に輝きます。そういう表情をたくさん目撃することができて、私はなんてラッキーなんだろうと思う毎日です。

昨年のチーム

ワールドワークでは、「深層民主主義」を意識します。

深層民主主義とはなんだろう?と問いを持ち続けます。

君主制が一人の人がパワーを持つことに対し、民主主義はパワーの分配と決定のプロセスをだいぶ公平にしてくれました。

それでも民主主義はパワーが本当に平等に行き渡っているとはかぎりません。
関係性のありかた、つながりかた、力の分かち合い方については、私たちはまだまだ下手くそで、赤ちゃんレベルです。

その結果、様々な戦争や抑圧が起きてしまっています。それは外の世界だけではなく、自分の内側の体験しても平行して同じことが起きています。誰もが自分の中で何かを否定したり排除しようとしたり、内的に抑圧したりしているのではないでしょうか。

深層民主主義という提案は、世界に対する在り方、自分や他人への関わり方の挑戦であり、レッスンだといえるかもしれません。

私たちはどうやったら自分と異なる、遠いと感じている価値観や存在と共に生きていけるのだろう。そういう遠い存在にどう関わっていったらいいのだろう。そんな問いを模索しながら、私たちは数や立場だけのパワー分配に留まるのではなく、それぞれの立場や数に関係なくそこにある声、感情、そしてそれらを作り出している深い本質的な想いなども大切にしながら、どうやってお互いが相手と繋がっていけるのかを模索するチャレンジをすでにこの準備期間中に意識し、行っていきます。そうすることで「深層民主主義」の深さと難しさ、そしてでもそこにある可能性などについて体感的に学び、その可能性を模索し続けます。

 

 

ヘルパーチームは普段のクラス、そしてミーティングやスタッフ合宿、そして実際の作業を通して、人と向き合い、深層民主主義を意識しながら、他人と関係していくことを実践的に学びます。そういう経験を積みながら、10月の合宿ではヘルパーとして場をホールドし、ロールモデルをし、共に成長していけるようなフィールドを作っていけるように準備しています。

学びは常にあり、そしてずっと続きます。

代表のdayaも、チームワークやリーダーシップ、エルダーシップなどについて日々豊かな学びと新しいチャレンジに向き合っています。お互いに成長しあえるようなコミュニティづくりもワールドワークの一つの大きな醍醐味でもあります。

まだまだ発展途上のワールドワークLABOプロジェクトですが、3年半前にスタートしてから様々な経験を積んできました。時間制限のためすべてはいれられませんでしえたが、1分程度の動画でこのプロジェクトの歩みをまとめましたのでぜひご覧ください!

 

本番は10月です。

詳細やお申し込みは6月スタートを予定しています。

参加されたい方はぜひ日程をあけておいてくださいね!

Facebookページで随時発信しています

https://www.facebook.com/worldworkLABOteam/

あと実はtwitterもあります

「Worldwork_LABO」

dayaは明日からポーランドです。

「ヒーリング・ヒストリー」というワールドワークに似たワークのアシスタントをする機会をもらったのでまた勉強してきます。今月末に分かち合いの会を考えていますのでお楽しみに。