プリプリしてる気持ちの奥には

プリプリしてる気持ちの奥には
ある女性が相談にきました。

仕事で新たに契約書を渡されて読んでいたら腹が立ったというのです。

 


口では「ハラタツ〜」といいながらも、なんだかモゾモゾしてます。

怒っているというよりかはちょっとプリプリしている感じなのです。

そして苦笑いのような笑顔で話すのです。

 


「もっとちゃんと怒ってみたら?」と提案してみると

契約書の最初の部分に対して怒っているようでした。

 


そして、彼女の中にある「怒ってる部分」に一緒に耳を傾けると、

突然ポロポロと涙を流しました。

 


「人間としていらないといわれてるみたい」といって、ワンワン泣き出したのです。

それはまるで、小さい子供がうずくまって泣いているようにも見えました。

 


その気持ちに深く、静かに、ステイして感じていくようにサポートしていくと、

それは彼女が小さい頃からずっと感じている不安と恐怖でした。

 


しっかりとその気持ちにスペースを与え、静かな時間が流れました。

 


そこに気づきと理解が起きて、彼女は顔を上げると、どこかスッキリとした様子でした。

 


彼女と体がどこか緊張しているような感じだね、と最初に話していたのですが、その緊張ともつながっているような感じがすると、彼女はいって、仕事にでかけました。

 


 


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今回の話は、「契約書」や仕事の悩み、という一見脈絡のない切り口の話を入り口に、

体の緊張感の裏にある、小さい頃からの恐怖に気づいた、というプロセスでした。

 


私たちは深いところにある恐怖や不安を感じることを恐れてなるべくそこに蓋をして生活しようとします。それは、サバイバルしていくための当然の反応です。

 


どんなにないことにしていても、それは無くなったわけではありません。

実際、彼女の場合はいつもどこかその不安や恐怖が体の緊張感として感じられていました。

ふとした瞬間、それが刺激されてしまう。

そうすると、訳がわからない不安に襲われます。

 


そしてそれを頭(マインド)で理解して、おさめよう、納得させよう、鎮めようとする。

それでおさまればいいのですが、なかなか落ち着かない時は、内側がざわつくのではないでしょうか。

 


そういう時は、抵抗するのをやめて、じっくりとそれを味わってみてください。

自分の中で何が起きているのか、ただ感じるのです。

 


そう感じている自分を評価、ジャッジせず。

分析もせず。

ただ、「あー、そうなんだなぁ」というふうに眺めてみてください。

 


荒れている波が静まっていくように、表面的な感情はしずまり、

そしてその奥にある源泉になっている感情がみえてくかもしれません。

 


そこになんらかしらの気づきがあるかもしれない。

何かを思い出すかもしれない。

なにも起きず、ただ、感情の波が訪れ、そして去っていくだけかもしれない。

 


「アウェアネス」(気づきや意識)の光がスポットライトのようにあてられる時、

私たちは飲み込まれたり巻き込まれることはなくなります。

 


 


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